クリエイターインタビュー
『Fans’』のようなクローズドな空間は自分を開放できる

2002年に結成されたJiLL-Decoy association(通称「ジルデコ」)のボーカリスト。ジャズ、ポップス、ロックをベースにしたオリジナリティあふれる楽曲と高い演奏力により長年ファンを魅了している。
目次
- Fans’を始めたキッカケ
- ジルデコの音楽はジャズ?
- 今後の活動ビジョン
『Fans’』をはじめたのはいつぐらいからですか?
昨年の11月からですね。それまでブログ、Facebook、InstagramなどSNSに溺れかけていて(笑)、もうこれ以上増やせないと思っていたのですけど、“月額制のファンクラブ”っていうシステムに新鮮さを感じてはじめました。
SNSも年々アップデートしていって、仕様を理解するのにもひと苦労しますよね。
今の発信スタイルって動画が基本だったりしませんか?でも私は、今の10~20代の子たちみたいに“気軽に演奏動画をアップしていく”という気持ちになれない世代なんです(笑)。
こだわりがあるんですね。
音楽を商売にしているので、無料で流すことにまだちょっと抵抗があって。だからこそ、この月額300円からというのがちょうどいい設定だなと思いましたし、こちらもクオリティを高めて配信しています。
音も“録って出し”ではなく、ちゃんとミックスしますし、複数のカメラアングルで撮影して、映像ソフトで編集して……そういうトライアルをどんどん『Fans’』ではさせていただいてます。
