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ファン太郎のファンコミュニティ談義 #1
『当たり前?』ファンを分類して考える
ファン太郎のファンコミュニティ談義、始まりました!

特にこれといったものもなく、ファンコミュニティプラットフォームの運営をしていて思うことをつらつら書き溜めていきたいと思います。
毎週金曜のメルマガ含め、文章力皆無のファン太郎に引き続きお付き合いいただければと思います。

ちなみにこのFans’公式のアカウントですが、0円でファンになれます!
決済方法登録はしなきゃいけないのですが、実際の決済は発生しないので、もしファンになってみようかなという珍しい方がいらっしゃいましたら是非ご登録ください。
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さて、本日は「『当たり前?』ファンを分類して考える」というテーマでお話しします。

「ファンを増やしたい!」「もっと多くの人に応援して欲しい!」
Fans’に限らずファンコミュニティを運営している方なら誰しもが思っていることだと思います。
しかし、そもそも「ファン」とは一体誰のことなのでしょう?
SNSをフォローしてくれている人?ファンクラブに入会してくれている人?一度でもGoodsを購入してくれた人?
人によって答えは違うと思いますし、それに正解も不正解もありません。
ただ、自分の考える「ファン」がどんな人なのかを理解することは、ファンを増やすためのヒントになるはずです。
そしてそれは地続き的にFans’運営のヒントにもなると僕は考えています。

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ファンの分類方法も、いろいろな分類方法があるかとは思いますが、
今回はオーソドックスにファンの持つ熱量と、経済状況で、4つのタイプに分類してみてます。
(簡単に写真のような図を想像してみていただければと思います)

①お金もあって熱量も高い
②お金ないけど熱量高い
③お金も熱量もそれほどじゃないけどファン
④熱量はそこまでだけどお金はある

わかりやすくミュージシャンのファンに例えて、4つの分類のファンの像を少し具体的に浮かび上がらせてみます。

①お金もあって熱量も高い
→毎回CDの数量限定豪華版買う人、ライブの前方プレミア席に申し込む人、ツアー全通する人。マジこの人仕事何してるの?ってTwitterのフォロワーは思ってる。

②お金ないけど熱量高い
→普段めっちゃバイト頑張って、たくさん貯金してライブ来たりCDかってくれる学生。でもさすがに①との差を感じて申し訳なく思ってる。

③お金も熱量もそれほどじゃないけどファン
→TikTokでハマって、サブスクでめっちゃ聴いてるけど、CD買うほどでもないしライブもいったことない。

④熱量はそこまでだけどお金はある
→ライブはいくけど、サブスクあるからCDは基本買わない。でもトーク券とかついてたら買うかどうか悩む。

結構若者だと③の人多いですよね。

で、さらにファンクラブのことを考えたときに、それぞれのファンはこんな感じ。

①お金もあって熱量も高い
→絶対入ってる
②お金ないけど熱量高い
→頑張って入ってる、もしくは余裕がなくては入れてないけど入りたい
③お金も熱量もそれほどじゃないけどファン
→高確率で入ってない
④熱量はそこまでだけどお金はある
→入るかどうか悩む

ここまで見ると、同じファンだとはいえ、みんな同じだけお金出してくれるわけでも、みんな同じ熱量で動くわけでもないのがわかると思います。

例えば自身の収益を上げたいと思ったときに高価な商品を出して買ってもらおうとしても、残念ながら②の層は動いてくれません。
「いい商品だから買ってね!」と言ったところで、クリエイターの発言や働きかけでファンの経済状況が変わるということは現状不可能です。
多少モチベーションが上がってバイト頑張ってくれるとか、もっとライブに行きたいから転職しようみたいなことが起こる可能性もありますが、そんなこと起こったらラッキーで、実際は「買いたいのに買えない、めちゃめちゃ欲しいのに、うぅ...」とやり場のない悲しみが生まれて終わることがほとんどです。

めちゃめちゃ当たり前の話をしてきて、「そんなこと言われなくてもわかってるよ!」と怒られそうですが、
これを頭ではわかっていても、ファンコミュニティ内で意識して、かつそれをコンテンツや活動に反映させられている人は超少数だと思います。
Fans’に限らず日本中のタレントアーティストをとってみても、いるにはいるけど、規模はめちゃめちゃ小さいと思います。

「買いたいのに買えない、うぅ...」を「やり場のない悲しみ」と表現しましたが、本当に「やり場」はないんでしょうか?
このファンたちの「やり場」を作ってあげられるのもファンクラブではないんでしょうか?

次回のテーマは、お金を払う以外の応援の『やり場』です。

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