イベント当日のお話と今回出会った大町市出身のカメラマンさん・遠藤励さんの個展に行かせてもらったお話です。
鉄拳さんのお父さんから山で採れた松茸をもらったので、帰って松茸ご飯とホクトの舞茸ですまし汁を作り、きのこ・長野づくしメニューにしました🍄🟫
鉄拳さんのお父さんから山で採れた松茸をもらったので、帰って松茸ご飯とホクトの舞茸ですまし汁を作り、きのこ・長野づくしメニューにしました🍄🟫
朝8時半から市役所の方が準備に来てくださるそうなので、私たちは8時過ぎにみつばち園に到着しました。そこから、ペイントの準備とはちみつの準備でバタバタでしたが、鉄拳さんはじめ、関係者の方がゾクゾク集まり始め、前日同様イベントの前に参加者が塗らない場所のペイントが始まりました。そして、お父さんの関係者の方、そしてイベント参加者の方が無事時間通りに揃いイベントが始まりました。
鉄拳さんの正装はリオ後のテレビで私のパラパラ漫画を作っていただいたぶりだったので、私もテンションが上がりました😚
まずはお父さんとお母さんが紙芝居をしてはちみつの出来上がるまでの過程を知ってもらいました。その後、はちみつ搾りの実演をやり、その間に鉄拳さんと私含め関係者でまだ終わっていないペイント塗りをやっていました。
はちみつを絞った後、試食を準備する間にコンテナハウスのペイントを参加者の皆さんとやりました。思ったよりもみんなどハマりしたみたいで、子供たちが「もっと塗りたい!」と。その言葉に鉄拳さんが応えてくれて空白のところに花を描きたし、そこを塗るという展開になり子供たちが積極的に手伝ってくれました。
ある程度ペイントが落ち着いたところで、はちみつの試食体験ということで、クラッカーか地元の松田乳業さんのヨーグルトと一緒にいただきました。私ははちみつはいつも食べている味なので、松田乳業さんのヨーグルトがいつもと違い美味しすぎて思わず「ヨーグルトが美味しい!」と完全にNGなコメントを先走ってしまいました😅 生放送ではなくてよかったです。すぐ「ヨーグルトも!美味しい!!」と修正しました笑
参加者の皆さんも美味しそうにはちみつを食べていて、親も満足そうでした。
最後はみんなで写真撮影をして、北アルプス国際芸術祭のポストカードにサインをしお渡しさせていただきました。
終わった後も、まだ完成ではなかったので、少しスタッフで手を加えて完成になりました!!
ここ2日で作品が完成するところまで行くと思っていなかったのでとても驚きましたが、4日前まではこのコンテナハウスは真っ白だったと考えると魔法にかけられた感覚にもなると思いました。地味だった“おくはらみつばち園”がとても華やかになり活気が出たように感じました。
コンテナハウスは4面で、春夏秋冬をイメージして描かれています。冬は端っこなので見づらいようになっていますが、くまが木から覗くようになっていたり市鳥の雷鳥がいたりと、こだわり満載の4面になっています!
はちみつのことや、おくはらみつばち園のことを知りたいという方や、おくはらみつばち園のはちみつを食べてみたいという方は是非HPにとんでみてください!
https://okuhara-noen.com/
イベントの後、少しだけ時間があったので、土曜日にお手伝いに来てくださった大町市出身のカメラマンさん・遠藤励( @polarexposure2024 )さんの個展が日曜日までとういうことで、お礼を込めて行ってきました。私は人生で写真の個展へ行くのは2回目です。1回目はアスリートを撮った写真の個展だったので、今回はどんな写真に会えるかワクワクしていました。
土曜日にお会いした時に少しお話をさせてもらい驚いたのが、北極にいる先住民たちと生活を共にし今の現実とかけ離れた生活や文化を写真に収めた個展であるということです。
先住民と聞くと警戒心が強く、他の人を受け入れるにはとても時間がかかる印象でした。言葉が通じないなか、全ては信頼関係が大切でそのツールとしてカメラで写真を撮って彼らにプレゼントすることもコミュニケーションの1つだったという貴重なお話を聞きました。
北極なので、色合いはとてもシンプルな写真たちが多かったですが、ある1枚の写真に白と黒の中に目を引かれた色がありました。それは鮮やかとは言えない、なんとも言えないリアルな“赤色“でした。目を引かれるけれど、なんか直視できないようなそんな写真でした。それは、狩をした後にその動物を先住民が捌いている最中の1コマです。綺麗に内臓が取れだされ、新鮮だけれど明るくはないリアルな赤色は、私たちが普通に生活していたら見ることのないからこそ目が留まる色でした。直視するのに抵抗があったから、その写真の状況を理解するのに時間がかかり、理解した時は言葉が出ない、時が止まったような感覚になりました。
今この時代でもこの生活をしてる人がこの世の中にいて、私たちの生活を支えている人もこの光景に向き合い黙々と作業してくださっている方がいる。
命をいただくということは、そういった現実が必ずついてくるけれど、考えたり想像したくないものは勝手にないものとして当たり前になっているこの時代。
改めて、「食」だけでなく「生きること」の尊さを考えさせられた時間でした。
“生きる“の反対は“死“であり、“食“の裏には“死“がついてくる。
その後も遠藤さんのInstagramの投稿を全て読ませていただいたときに、今の私に力をくれた言葉がありました。
「どんなに腕の立つ猟師でも、自然相手の狩猟は計画通りに進まない。でもそれでいい。」
先住民の方にとって狩猟とは、生きること。生きるってそういうことなんだなと。思い通りに行かないのが人生で、それが生きるということなんだと。
特にここ2回の怪我で思うようにいかず、むしゃくしゃしていた気持ちがありましたが、遠藤さんに出会い作品に触れて私って生きているんだって思いました。
こんなエネルギッシュな作品たちにここで出会ったことに意味があると思いましたし、今回いろんな方に会ってあったかい言葉もたくさんいただき、生きること、競技を続ける希望をもらえた時間でした。
帰りのあずさには長野県のゆるキャラ・アルクマが乗っていました🍎
鉄拳さんの正装はリオ後のテレビで私のパラパラ漫画を作っていただいたぶりだったので、私もテンションが上がりました😚
まずはお父さんとお母さんが紙芝居をしてはちみつの出来上がるまでの過程を知ってもらいました。その後、はちみつ搾りの実演をやり、その間に鉄拳さんと私含め関係者でまだ終わっていないペイント塗りをやっていました。
はちみつを絞った後、試食を準備する間にコンテナハウスのペイントを参加者の皆さんとやりました。思ったよりもみんなどハマりしたみたいで、子供たちが「もっと塗りたい!」と。その言葉に鉄拳さんが応えてくれて空白のところに花を描きたし、そこを塗るという展開になり子供たちが積極的に手伝ってくれました。
ある程度ペイントが落ち着いたところで、はちみつの試食体験ということで、クラッカーか地元の松田乳業さんのヨーグルトと一緒にいただきました。私ははちみつはいつも食べている味なので、松田乳業さんのヨーグルトがいつもと違い美味しすぎて思わず「ヨーグルトが美味しい!」と完全にNGなコメントを先走ってしまいました😅 生放送ではなくてよかったです。すぐ「ヨーグルトも!美味しい!!」と修正しました笑
参加者の皆さんも美味しそうにはちみつを食べていて、親も満足そうでした。
最後はみんなで写真撮影をして、北アルプス国際芸術祭のポストカードにサインをしお渡しさせていただきました。
終わった後も、まだ完成ではなかったので、少しスタッフで手を加えて完成になりました!!
ここ2日で作品が完成するところまで行くと思っていなかったのでとても驚きましたが、4日前まではこのコンテナハウスは真っ白だったと考えると魔法にかけられた感覚にもなると思いました。地味だった“おくはらみつばち園”がとても華やかになり活気が出たように感じました。
コンテナハウスは4面で、春夏秋冬をイメージして描かれています。冬は端っこなので見づらいようになっていますが、くまが木から覗くようになっていたり市鳥の雷鳥がいたりと、こだわり満載の4面になっています!
はちみつのことや、おくはらみつばち園のことを知りたいという方や、おくはらみつばち園のはちみつを食べてみたいという方は是非HPにとんでみてください!
https://okuhara-noen.com/
イベントの後、少しだけ時間があったので、土曜日にお手伝いに来てくださった大町市出身のカメラマンさん・遠藤励( @polarexposure2024 )さんの個展が日曜日までとういうことで、お礼を込めて行ってきました。私は人生で写真の個展へ行くのは2回目です。1回目はアスリートを撮った写真の個展だったので、今回はどんな写真に会えるかワクワクしていました。
土曜日にお会いした時に少しお話をさせてもらい驚いたのが、北極にいる先住民たちと生活を共にし今の現実とかけ離れた生活や文化を写真に収めた個展であるということです。
先住民と聞くと警戒心が強く、他の人を受け入れるにはとても時間がかかる印象でした。言葉が通じないなか、全ては信頼関係が大切でそのツールとしてカメラで写真を撮って彼らにプレゼントすることもコミュニケーションの1つだったという貴重なお話を聞きました。
北極なので、色合いはとてもシンプルな写真たちが多かったですが、ある1枚の写真に白と黒の中に目を引かれた色がありました。それは鮮やかとは言えない、なんとも言えないリアルな“赤色“でした。目を引かれるけれど、なんか直視できないようなそんな写真でした。それは、狩をした後にその動物を先住民が捌いている最中の1コマです。綺麗に内臓が取れだされ、新鮮だけれど明るくはないリアルな赤色は、私たちが普通に生活していたら見ることのないからこそ目が留まる色でした。直視するのに抵抗があったから、その写真の状況を理解するのに時間がかかり、理解した時は言葉が出ない、時が止まったような感覚になりました。
今この時代でもこの生活をしてる人がこの世の中にいて、私たちの生活を支えている人もこの光景に向き合い黙々と作業してくださっている方がいる。
命をいただくということは、そういった現実が必ずついてくるけれど、考えたり想像したくないものは勝手にないものとして当たり前になっているこの時代。
改めて、「食」だけでなく「生きること」の尊さを考えさせられた時間でした。
“生きる“の反対は“死“であり、“食“の裏には“死“がついてくる。
その後も遠藤さんのInstagramの投稿を全て読ませていただいたときに、今の私に力をくれた言葉がありました。
「どんなに腕の立つ猟師でも、自然相手の狩猟は計画通りに進まない。でもそれでいい。」
先住民の方にとって狩猟とは、生きること。生きるってそういうことなんだなと。思い通りに行かないのが人生で、それが生きるということなんだと。
特にここ2回の怪我で思うようにいかず、むしゃくしゃしていた気持ちがありましたが、遠藤さんに出会い作品に触れて私って生きているんだって思いました。
こんなエネルギッシュな作品たちにここで出会ったことに意味があると思いましたし、今回いろんな方に会ってあったかい言葉もたくさんいただき、生きること、競技を続ける希望をもらえた時間でした。
帰りのあずさには長野県のゆるキャラ・アルクマが乗っていました🍎